夫との年金生活が始まって、とても後悔していることがひとつ、あります。
退職前に、こう言ってしまったのです。
「ごはんは、三食、ちゃんと食べようよ」と。
言ったことを後悔しています。もうほんと、バカでした・・・。
だって食事は抜いてはいけない
だって、食事を抜くのは健康に良くないと思ったのです。
規則正しい生活で、健康的な食事をとるのが大事だと思ったのです。
あと、収入が激減したからと食事を抜くのは、あまりにみじめに思えたのです。
一日三食、ずっと追われています
ところがですよ。
夫が無職になって、ずっと家にいるので、私は一日中ごはんの支度に追われています。
いや、そういう経験は今までにもあるんですよ。子どもの夏休みとか冬休みはそうですよね。
「夏休みは給食がないから、もう大変!」とかぼやきながら、朝・昼・夜のごはんをせっせと作っていました。
けれど、けれどですよ。夏休みは終わりがあるじゃないですか・・・。
それに、子どもだと楽ですよね。同じメニューを続けても、食欲全開でモリモリ食べてくれますから。
そして、中学生くらいからはあまり家で食べなくなって、だんだん手が離れていく・・・。
きっとみんな同じですよね。
けれど、これが子どもと違って無職生活だと、家で三食食べるのですよ。延々と。延々と。一日じゅう支度に追われて辛いですし、食費がかさむのもこれまた辛いです。
「二食でいい」と言われてたのに…
今振り返ると、退職する少し前に、夫が良いことを言っていたんです。
「仕事を辞めたら、食事はもうそんなに食べない。朝昼兼用にして、一日二食でいいぞ。」と。
今思えば、なんて素敵な提案なんでしょう。一日二食。
作る苦労が減るし、食費も減るし。素晴らしい。
でもね、そのときのわたしは、すかさず返してしまったんですよ。
「えー?そんなの身体に良くないよ。ごはんは三食ちゃんと食べようよ」と。
バカですよね。バカです。(医学的にも、二食が絶対に悪いという指摘はないはずです。食べたものを消化するのは身体に負担がかかることですし。)
せっかく二食と言ってくれたそのときに、絶対にその流れに乗るべきでした。
今から二食にできる?
今からでも、一日二食に変更できないかなーー?と、機会をうかがっているのですが、それはちょっと難しそうです。
今となっては、夫も(私も)食事が生活の楽しみというか、「日々、食事くらいしかすることがないので、食事が気分転換にもなっている」という状態なんです。今さら減らすのは難しいです。
しまったーーーーー。ほんと、しくじったーーーーー。
次のチャンスはいつでしょう?
こうなったら、次のチャンスを待とうと思います。
いつだろう?
病気をして、食事に制限がついたときかな? (でも、そういう想像は悲しい気持ちになりますね。)
今は、せめて、一食の内容を少しずつ簡素なものに変えようと意識しています。
6~8万円が平均ってほんと?
ところで、そもそも、年金生活者の「食費」っていくらくらいなんでしょうか?
Googleでざっくり検索してみると、
7万~8万円程度
という数字が出てきます。ホントかな。
2人以上の世帯で約6万円から8万円が相場です
なんて記事も出てきました。(注:筆者がどの立場で発言しているか、そこを考慮しないと、記事の内容をそのまま信じてはいけないと思いますが。)
いいのかな。我が家も2人しかいないけど8万円かかってもいいのかな。(良くない)
雑誌などの「家計簿診断」では、食費はもっと少なく書かれているイメージなんですけど。
そりゃあね、月に6万円でも、一日にならすと2,000円。こう考えると少ない気もしますが。
探していると、こんな表記もありました。
統計上のデータによると、消費支出全体のうち食費は28.6%
「消費支出」という区分けがわかりづらいですね。税金や社会保険料以外の支出という意味でしょうか。(税金や社会保険料は月に何万円も引かれると言いますもんね。)同じようなデータを基にして、表現を変えただけだから、金額で見てもパーセンテージで見ても結局は同じことかもしれません。
食費のことを考えていたら、だんだん年金の額(生活費)が心もとないことを実感してきて、心細くなってきました・・・。
今いちど、生活を見直そうと思いました。
(なぜこんな話になってしまったのか。)
(「二食」案が改めて浮上しそうです。)
なんと、続きます
愚痴が終わりません。